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NHK大河ドラマ「義経」の最終回をみた。
中学生の頃、よく見ていたこのドラマシリーズも大人になってからは、 次第に縁がなくなっていった。 しかし、今年はかなり追っかけた。 平安時代末期、鎌倉時代の幕開け。 物語の結末はわかっていても、やはり追いかけてしまった。 なぜか? 「判官びいき」この言葉の語源となった、「義経」の華々しくもまた哀愁を帯びた生き様が やはり、私を、皆を、そうさせるのだと思った。 彼は鎌倉幕府の体制の頂点を目指したわけではない。 もとより、兄「頼朝」がいるのだから。 権力への執着や、限りない上昇志向をもっていたわけでもないのに。 ここのところBlogの更新が遅くなった。 書くことがなかったわけではない。書く必要に迫られなかっただけのことだ。 更新が命。そうかもしれぬ。 しかしそれだけではあるまい。 来訪者が増えようが、アクセスが上がろうが下がろうが、 それは書くことの本質とは本来違うことだと考える。 わずか10行足らずの雑文と写真や絵が毎日煩雑に更新されていくサイトで ページビューの1位、2位を目指したところで、 そこに何があるというのだろう。 SMAPの歌ではないが、「No1にならなくもいい。」 しかし、今の世の中を見渡すと日々誰もがNo1を目指しているように見える。 閲覧率No1のWEBサイト。 利益No1の企業。 運動会のかけっこでNo1。 オリンピックの代表でNo1。 学校の成績でNo1。 受験の成績でNo1。 すこしでもお金持ちになるためのNo1を目指す。 そのためには殺人もいとわない人々。 引ったくりのNo1。 上納金のNo1。 喧嘩でNo1を目指す人々。 権力のNo1を目指す人々。 国家のとしてのNo1。 「義経」にまつわる伝承に魅かれる人がいまだ多いことと、 「世界に一つだけの花」があれだけ多くの人に指示された事には 人の心が本来渇望している因子と無関係ではないように思える。 このBlogを成立させている理由はそこにある。 ここは自分のこころの目安箱。 そうありたいと思っている。
by ilovebbw
| 2005-12-12 01:53
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